2014年3月30日日曜日

販売


 前日から岡山に向かってマルシェなるものに参加してきました。次の日ここで販売研修?



どうゆうものか見学のぞき見緊張のなか始まりました。
看板娘も連れて地域のお祭りの中作ったものを持っていきました。

行ってみての感想。
島根のここら辺できぬむすめと言う品種が多いのかと思っていたのだけど、
岡山も行ってみたらきぬむすめの産地でした。
そして米を作っている地域。黒大豆も。
うちの近所と同じ感覚。
そうだよね~いっぱいお米あるよね~でも思ったよりも買って戴きました。
そして、ほかの出店者さんは慣れている感じを受けました。
でも、なんか行って良かったです。
何でも経験ですね。そんなことを感じました。
看板娘はすっごい売れることを想像していたらしく、今日は勉強だからねっていったら複雑な表情をしていたけど、ものを作って売っていくことをこんな年から考えるのも良いのではないかと少し思いました。
きちんと作っていきます。


2014年3月28日金曜日

無事土入る

前回実験でイライラした土入れ本番です。
やっぱり機械なんてと思っていましたが、今日はなんなくすらすらと入れたい文量3キロぴったりに苗箱にはいってくれました。
去年は3時間で50枚くらいかかったような。
土をちっさい洗面器でざ~っといれてちょうど良い高さに切った板をざーっとなでて要らない土を出しつつ平行を出す作業。
それが72枚3人ですが、1時間。どこもいたくなることもなく無事終了。
凄いな機械。思うところあるけど、使いこなせればすごい。
けがしなそうな機械だし。
種も安定した温度で水を吸っています。慣行農法だけど。
それにあわせてどんどん春めいて温度も上がっています。
あっという間だな~
明日は研修と名をうって、岡山に勉強に行ってきます。


2014年3月25日火曜日

浸種開始

昨日からはじめるはずだったお米の浸種をはじめました。
このお米は農協に卸すつや姫なる品種のお米。
農協に卸すには農協で買った種籾で作らないと買ってくれない。
これは卸す先の決まったお米。現金のためでもある。でも割に合わないところも多々ある。
色々試しつつ。
種籾の消毒済みのものを水を吸わせて発芽する準備をします。
それを今年は13度の水に7.5日つけて積算100度になるまで水につけます。
で、そのために場所を作るのにやり方に納得してなかったのでだらりとしてたら違う方向から怒られて今日から浸種はじめました。



今日は雨で一日家族サービスにあてたので、昼間の温度にドキドキしながら夜水温13.5度平均でなんとか安定していました。
明日も雨っぽい。
今年は雨が多く田んぼが乾かない。
寒いし。どうなることやら。

苗箱洗っておいて良かった。明日雨だったら床土(種を蒔く下の土)入れよう。苗作り第一弾。
消毒してあるので今回はどたばたしない。
床土が無事はいるか明日は不安な一日。機械は楽だけど慣れるまでは面倒くさいので嫌い。
でも身体が痛くなるのでないと困るんでもある。
課題色々。そう簡単にはいかんのよな。きれい事では生きても行けないし。
良いお米が作りたい。本当に切実に思う。
苗半作。がんばってもらえるように何をすれば良いか。


2014年3月18日火曜日

実験

最近は一部を除いて去年とは違う有機物を使ってお米を作るため、色々な方法を試しています。
昨年は一部農協へ卸す現金収入のための農薬・化学肥料をつかった慣行農法と半分以下とは言え農薬・化学肥料を使った減農薬米といわれるもの。
前年度までは減農薬であった圃場・耕作放棄地での無農薬・無化学肥料による合鴨農法をしました。
さらに一段階上がって苗を作る段階でも有機物・微生物にたよった苗作りを今年はします。
初めてのことが多く、これでやりなさいと言う方法も数多くあり、そのまま引き継げるやり方もないながら今年のお米をより食べてもらいたい、しかも美味しく、たくさん作れるように動いています。
本番に向けて良いと言われること、出来ることを試しています。
より病気に強く、種の充実をはかるために塩水選という塩により、実の充実度を選びます。
なるべく良い種をと言うことで、ほとんどなくなります。
 塩水も濃度があって、今日は厳しめで1:1.15なので、水20リットルに塩4.6キロを溶かしました。
 卵を使って濃度を確かめます。濃度計を持っていないので。
だいたい五百円玉くらいです。
卵が横に浮くってほんにはかいてあったのですが、最初縦に浮いたのでもう一つ浮かべたら横になりました。
個体差があったみたい。
 で、種籾を入れてぐるぐる混ぜます。
ちょっと多すぎたのか、塩水が足りなかった気がします。
やっぱり40リットル、9.2キロで次回はやろうと思いました。
浮いた籾をすくい取ります。

 しづんだ種籾は3分の1くらいになってしまいました。
シビアだ。
っていうか、今年のうちのお米はまだまだです。
買って戴いた皆様ありがとうございます。
今年はさらにがんばってまいります。
と、気を引き締めました。
 選抜が終わったお米を水で良く洗います。
このあと、種籾についている菌を60度のお湯に10分間つけて殺菌します。
やったのですが、脱水機に掛けても温度が低い種籾をおゆにいれるのと、まだまだ寒いのとでどんどん温度が下がります。
たし湯をしながらで写真を撮れませんでした。
2人でやってもてんやわんや。
で、無事出来ました。

 これは中古で購入した播種機。
この黒い箱に床土と言われる土を入れて水を掛けて、塩水選/温湯消毒した種籾をまいて覆土します。
が、はじめても機械・去年は手で床土を入れ、手押しの機械でざらざらと種を蒔き、土を入れました。去年の光景↓

で、一時終了。
今度は田んぼ。
こっちは実験ではないけどたんぼの端っこ。
水をためておくためにまわりを囲んでいる少し高いところ=畦(あぜ)をつくります。
畦塗り。去年も塗ったのだけど、ここは鴨に壊されたので塗り直し。
モグラが壊したり色々な理由もあります。
今年はやっと晴れたのでやっと畦塗り。
また明日も雨だというのでなかなか進まない。


そんな毎日。すこしづつ。

2014年3月12日水曜日

動き出す



昨日は震災から3年でした。
まだ3年なのかもう3年なのか。
テレビでは福島、宮城、岩手が主だったけど、東京もすごかったんです。
そんなことをおもいながら暖かい1日のなか黙々と今年のお米の準備のための場所造りをしていました。
いまでも涙が出そうですが、何に対しての涙なのかがわからない1日。
歳とっただけなのか。
食べものばっかり考えていたな。
一番節約できるのが食費。でも、それがどんなことなのか。
今も考える。作ってみて労働と賃金を考える。
人間の対価ってなんだろう。
これから作って見てどうするんだろう。
食べてもらいたい人がいるから作るのだけど、まだ東京にいたときから今も考えるのはリスク分散のこと。
世界中のものを食べている今そんなに身体にリスクはないのかもしれないけど、引っ越して気候も食べものも魚も近くで手に入るものが違う中、身体は慣れるのに時間を必要としていた気がした。
虫もそうだった。免疫がないから刺されてからすっごい腫れたりした。
年間契約はうちにとってはありがたい販売方法なのだけど、隔月とかで販売することも考えた。
人に選っての考えなので、こっちが考えているだけのこと。
そんなことを考えながらこれからの販売方法を探す。
今年いっぱいは研修中なので、来年からもっともっと営業にがんばらねば。
お米を作ることがなにかと関係できたら。
そんなことを考えた1日でした。
まだまだ何にも出来ていないけど、少しは納得して食べるお米を作っている。
欲張りは続く。

2014年3月6日木曜日

啓蟄

今日は虫も植物も起きる日。
朝から屋根から何かがどさどさ落ちる音で目が覚める。
雪が降る。
昼間は積もる雪ではなかったけど雪。
なので草刈り機を掃除せよとの命で掃除。
寒い。しかもねじ廻らないし、動かないし。
で、なんだか壊れるし。三個終わって一個壊して終了。
草刈りに出かける。
午後になって日が差して草刈りで汗をかく。
梅のつぼみが膨らんでもうすぐ咲くんだろうな。
そんな1日。これからどんどん忙しくなるんだろうな。旦那がとか思いながら、さて何しようかと考える。
畑をどうしようかな。