2013年5月21日火曜日

造る

頼まれた田んぼを除けば、15日からうちの田植えは始まりました。
旦那の師匠の田んぼは減農薬栽培です。
なんだか最近は減農薬というのも農薬使ってるんだからあんまりかわらんのではないかと思う。
濃度の問題かな。
まだ去年は田植えから体験だったのと今よりもっと何にも知らなかったのと、引っ越したばっかりだったのではっきり言ってよく分からなかった。
今もかもしれないけど。
田んぼを造るのに草刈りしているから田園風景があることを知らなかった。
草のない田んぼは薬によって保たれている場合があること。
でも、それは身体を酷使して草を取るか取らないか。
薬を使ったらお金がいる。身体を使ったらどうなるか。
で、師匠は歳で入院中で病院へいっての指示で動いてる。
水を入れてからは周りの草を刈り、荒起こしをして、土の高さを整えるために本ジロをかく。
で、えりじゃんじゃんぼという除草剤をまいて四日たってから田植えをします。
田植えをする前に苗箱には嵐プリンスといういもちなどの病気にならないように薬を入れます。
これは荒起こしをしてるときに肥料をまいているところ。
化成肥料です。
食べものに何が入っているのかを知りたくて造る生産者の道を目指しています。
去年の今頃だったらきっと泣いて拒否していたであろう行程です。
でも一年たちました。
化学を私はまだ理解し切れてはいません。
いろんな考え方があって、牛乳は特殊なホルモン剤を使っているからあんなに妊娠していないのに牛乳がとれてそれを飲んでいるんだよ、それでも飲む?と。
卵もそう。鶏肉も豚肉も抗生物質を使っているからあんまりあたらないとか。
でも、造っている人しか本当の事は知らなくて、そんなんじゃない自然のものを食べたいといっても自分ですべては造れないし、その味を知ってしまった。
美味しいからいいじゃんとはいわないけど、手に入らない大多数の人はどうすれば良いのだろう。
田舎だから手に入るってもんでもないし。
納得して行くしかないんだと思う。
たまに使っている人も何使っているか知らない人もいたりする。
で、合鴨の田んぼはそれに反して何も入れてない。
最近あったおばちゃんは合鴨のお米はまずかったと言われました。
だから合鴨のお米が美味しいかは分かりません。
合鴨の飼料は去年はアメリカの麦をつぶしたものでした。
えさを追うことが出来るかな。
明日カモの雛が到着します。
やってみなけりゃ分からない。
食べてみなけりゃ分からない。


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